太陽系が銀河の軌道を一周する時間は2万六千年と聞いたことがあります。
ヴェーダによるとそれを指してユガ(大年)とも呼んでいます。
それは光の源である黒い太陽(ブラック・サン)に近づいていく前半の一万三千年と、そこから遠ざかっていく後半の一万三千年とに分かれる
らしいのです。近づいていく時には全てがポジティブな光を浴びながらそして遠ざかっていく時に今度は逆にネガティブな闇のサイクルに入っていくと言うのです。
都市伝説的に終末論を語るつもりはなく確証があるわでもありませんが、それらの説明によれば、どうも2013年からすでに太陽系はフォトンベルト帯域に突入しているらしいのですね。
つまり、フォトン(光子、光量子)なる光(波、粒子)が徐々に集まってきており、今はちょうどそのネガティブサイクルからポジティブのそれへと切り替わっている途上にあって、太陽系全体が大きく変化(進化や衰退)していくなどと聞くこともあります。
まぁ卑近な例えをするならば、さながら今の時代は島崎藤村の『夜明け前』。夜が明ける直前が一番寒いなぁという、そういう受け止め方もあるかもしれません。
太陽を起点に水星、金星、地球、火星とそれぞれの惑星がお互いにすこしづつ距離をとりあって系列運動を繰り返してしていることになりますが、ことに私たちが住まう地球という惑星は太陽とほどよい位置関係にあるためか、多様な生命や異なる次元の意識が集まっている場所であるとも言えます。
ダイバーシティなる言葉が知られるようになって久しいですが多様性としての個性(お互いの違い)を認め合うことは、まさに今私たちが直面している社会にとって大変重要な要素であり、大切な意識なのだと思います。
論点が異なるかもしれませんが、私たちはみなチャクラ(ラッパ形状の光の輪)を持っています。それは大きく7つあり、特に太陽神経叢にあるソーラープレクサスチャクラと尾骶骨直上にあるルートチャクラ(クンダリニー)の二つは、人間の生命維持活動を担う極めて重要な役割をもっているようです。
太陽と地球、そして私たちの身体をまっすぐに貫きつつ惑星全体を循環している光の輪。つまりトーラスと一体化しているのが、私たちの身体の中枢(脊髄)でありますから私たち自身が光の子供たる光子そのものと言えるでしょう。
Shingo Kagami